子宮内膜症の検査と診断:何を知っておくべきか? | 芦屋ウィメンズクリニック | 芦屋市の婦人科
予約する お問合せ 予約

診療時間OFFICE HOURS

日祝
10:00 ~
13:00
15:00 ~
19:00

△土曜日は、10:00~17:00まで。
ただし、土曜13:00以降は完全予約制。
※受付は診療時間終了の30分前までとなります。

アクセスACCESS

〒659-0092兵庫県芦屋市大原町5-19 芦屋大原町医療ビル 4F
Google map
子宮内膜症のこと

2024/10/31

子宮内膜症の検査と診断:何を知っておくべきか?

子宮内膜症という病名は聞いたことがあっても、その詳細を正しく理解している方は少ないかもしれません。「もしかしたら私も子宮内膜症かも?」と不安を抱えている方もいるでしょう。その不安を軽減し、適切な診断を受けることで安心感を得られるよう、この記事では子宮内膜症の検査と診断の流れについて詳しく説明します。

こういう症状があったら子宮内膜症かも?

子宮内膜症には、以下のような症状があります。

  • 強い月経痛: 毎月の生理痛がひどく、痛み止めが効かない場合
  • 骨盤痛:   月経期間外でも持続する下腹部や腰の痛みがある場合
  • 不妊:    妊娠を試みているが、なかなか妊娠しない場合
  • 性交時痛:  性行為の際に痛みを感じる場合

これらの症状が必ずしも子宮内膜症を意味するわけではありませんが、放置すると症状が悪化し、生活に大きな影響を与えることがあります。症状がある場合は、できるだけ早めに医師に相談し、診断を受けることが重要です。日々の症状を記録することも、診断時に役立ちます。

病院ではまずお話を伺います

病院での診察は、まずは問診から始まります。

  • 問診:
    医師はあなたの症状について詳しく質問します。例えば、月経痛の強さや周期、過去の病歴や家族歴、どのような症状がどのくらい続いているのか、具体的に説明することが求められます。
  • 身体診察:
    問診の後には、内診や超音波検査が行われ、子宮や卵巣について異常がないかを確認します。これらの検査は多少の不快感を伴うこともありますが、医師が丁寧に対応するので、リラックスして受けてください。

より詳細な検査が必要になることもあります

初期の診察だけでは、子宮内膜症の確定診断が難しいこともあります。そのため、さらなる詳細な検査が必要になることがあります。

  • MRI検査:
    MRIは磁気を使って体内の詳細な画像を取得する検査です。エコー検査よりもさらに詳細な情報が得られるため、子宮内膜症の診断に有効です。検査は痛みを伴わず、体内の状態をより正確に把握することができます。
  • 腹腔鏡検査:
    子宮内膜症の診断で最も確実とされるのが腹腔鏡検査です。この検査では、小さなカメラを腹部に挿入し、直接内臓を観察します。病巣の位置や広がりを正確に確認できるため、手術による治療計画も立てやすくなります。ただし、腹腔鏡検査は手術の一種であるため、入院が必要になることもあります。

早期の診断が未来を変える一歩目です

子宮内膜症の診断において、どのようなプロセスが待ち受けているのかを理解できましたか?早期に診断を受けることで、症状の悪化を防ぎ、適切な治療を受けることができます。不安を感じることもあるかもしれませんが、健康な未来を築くために、診断を積極的に受けることが大切です。ご自身のために一歩目を踏み出してください。

芦屋ウィメンズクリニックからのメッセージ

芦屋ウィメンズクリニックでは、患者様の「今」だけを診るのではなく、一人ひとりのキャリアや人生観などの「未来」もお聞きしながら、最適な治療のタイミングと方法を一緒に考えていきます。気になる症状がある場合は、ぜひ気軽に受診してください。来院困難な場合には、まずはオンライン診療でお話を伺うこともできるので、お問い合わせくださいね。

オンライン診療オンライン診療 友だち登録友だち登録