
局所麻酔・短時間・前処置なし|芦屋ウィメンズクリニックの子宮鏡手術が選ばれる理...
2025/04/20
2025/04/23
「病院でチョコレート嚢腫と言われたけれど、子宮内膜症とも言われた…。どっちなの?」と疑問に感じたことはありませんか?
ここでは、チョコレート嚢腫が子宮内膜症の一形態であることをわかりやすく解説し、治療の選択肢や将来の妊娠や健康面への影響についてご紹介します。
子宮内膜症は、本来子宮の内側にしか存在しない子宮内膜に似た組織が、子宮の外側で増殖し、おなかの中で炎症や出血を起こす病気です。骨盤の腹膜、子宮、卵巣、腸や膀胱といった骨盤内の臓器など、さまざまな場所に病変ができる可能性があります。子宮内膜症については別記事でも詳しく説明していますので、参考にしてください。
チョコレート嚢腫は、子宮内膜症の病変が卵巣にできた場合に形成される嚢胞のことを指します。内部には古い血液がたまり、それがチョコレートのような色になるため俗称としてそう呼ばれています。正式には「子宮内膜症性嚢胞」と呼ばれ、月経のたびに嚢胞内で出血を繰り返すことで徐々に大きくなっていきます。
嚢胞が大きくなると、卵巣機能の低下や嚢胞破裂による激しい腹痛を引き起こすこともあります。
子宮内膜症は、病変の発生場所によって名称が変わります。チョコレート嚢腫は、卵巣に発生した子宮内膜症の病変を指します。つまり、「子宮内膜症」という病気の中に含まれるひとつのタイプが「チョコレート嚢腫」であると考えてください。
チョコレート嚢腫の治療方針は、症状の程度・嚢胞の大きさ・将来の妊娠希望の有無などによって決まります。
チョコレート嚢腫は、不妊症や癌化の可能性があるため、将来妊娠を望む方にとっても、そうでない方にとっても、早期の発見と適切な治療・管理が非常に重要です。もしチョコレート嚢腫かも?と少しでも疑いがある場合には、放置せずに、きちんと診断をしましょう。そして、どのような治療が今の自分にとって必要なのかを専門医と話し合ってください。
私たちは、患者さまの「今」だけではなく、「未来」のライフプランも一緒に考えながら、その方にとって最適なタイミングと方法での治療をご提案しています。妊娠を考えている方も、治療の選択で迷っている方も、まずはお気軽にご相談ください。来院が難しい場合には、オンライン診療でもお話を伺えますので、どうぞ安心してご連絡くださいね。
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