子宮鏡手術について知っておきたいこと...
2024/11/17
2024/09/02
11月1日、兵庫県芦屋市に新たに「芦屋ウィメンズクリニック」をオープンすることになりました。地域の皆さまに寄り添い、安心して通っていただけるクリニックを目指して、一生懸命に取り組んで参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
はじめまして、芦屋ウィメンズクリニック院長の錢鴻武(せん こうぶ)です。私は台湾人の両親のもと日本で生まれ、小学生時代を台湾で過ごし、その後、中学からは日本で暮らし、学び、働いてきました。
婦人科を専門とし、特に子宮筋腫や子宮内膜症、骨盤臓器脱といった、日々の生活に影響する疾患に対する低侵襲手術に力を入れてきました。これまでに2000例以上の内視鏡手術を担当し、「医師の技術が向上すれば、患者さんの未来はもっと明るくなる」という信念を持って、日々努力を重ねています。
クリニックを開業しようと思ったきっかけは、もっと柔軟でスピーディに患者さんのニーズに応えたいという思いからです。早期に治療の方向性を示し、必要な時に適切なケアを提供することで、患者さんの心と体の負担を少しでも軽くしたいと考えています。また、進行性の病気や慢性的な疾患についても、長期的に寄り添い、その方の未来を見据えた「線の医療」を提供したいと考えています。
クリニックの理念は「一人ひとりの未来を一緒に見ながら、病気や人生に向き合って、ずっとつながり続ける場所でありたい」としました。体のこと、人生や未来のことなど、どれも相互に影響し合うトピックスです。私たちにすべてお聞かせください。
芦屋ウィメンズクリニックでは、私自身だけでなく、パートナー医師やスタッフのこれまでの経験を生かして、より多くの女性に健康を届けたいと考えています。患者さんがどこにいても、どんな言語でも対応できるクリニックでありたいと思っています。
以前、勤務していた市立病院では、多くの患者さんが県外から来院されていました。その多くは、近くの医療機関で腹腔鏡手術を受けられなかったり、十分な医療情報を得られなかったりしたからです。
このような経験を通じて、「自分で情報を得て遠方でも受診する方がいる一方で、必要な情報に接することなく適切な医療を受けられない方も多い」と感じました。そのため、居住地域に関係なく情報が届くように、私自身が情報を発信し、患者さんが相談しやすい環境を提供したいと考えました。
芦屋ウィメンズクリニックでは、オンライン診療を積極的に行い、関西以外にお住まいの方や海外からの患者さんに対しても、インターネットを通じて「距離」を超えた医療サービスを提供することを目指しています。
また、日本国内だけでなく、外国人の患者さんにも対応しています。
これまでも中国語圏を中心に多くの外国人患者さんが大阪や神戸から受診されました。母国語で自身の症状を訴えることができ、それを理解してもらえることに多くの患者さんが安心し、喜んでくださっていることに、いつも喜びを感じています。
これからも、居住地や言語のギャップを乗り越え、すべての患者さんが安心して医療を受けられる環境を整えていきたいと考えています。
2006年に関西へ異動して以来、私は婦人科良性疾患に対する低侵襲手術をライフワークとしており、最も得意としている分野です。
芦屋ウィメンズクリニックでは、診察の結果、手術が必要と判断された場合でも、患者さんにとって最良の選択肢を提供することを心がけます。
まず、私自身が術者として提携病院に出張し、手術を実施することができます。この場合、出張に伴う費用が発生しますが、患者さんにとっては、手術を担当する医師を自分で選び、その医師によって診断から手術、術後のフォローアップまでをシームレスに提供されるというメリットがあります。
このようなシステムを導入した理由は、「かかりつけの先生に手術をして欲しい」「手術してもらう先生を自分で選びたい」といったご要望にお応えするためです。もちろん、私の信頼する他の病院や経験豊富な医師を紹介することも可能です。このように多くの選択肢を提示することで、患者さんがより適した治療を受けられると信じています。
また、私の長年の術者として得た情報や知恵も、多くの患者さんの未来を変えられると信じています。他施設での治療方針に不安や疑問を感じられている方には、セカンドオピニオンを提供します。オンライン診療を活用すれば、日本の内外を問わず、より多くの患者さんにサービスを提供できると考えています。
私たちは、患者さん一人ひとりのニーズに応じて柔軟に対応し、最適な治療をご提案できるよう全力でサポートいたします。
開院に向けて準備を進める中で、とてもワクワクしています。新しいクリニックを開くことで、今までの組織の枠にとらわれず、より自由に、多様なアプローチで患者さんに情報を届けることができると感じています。また、自分で情報を発信し、オンライン診療を通じ、地理的な制約を超えて、多くの方々に直接サービスを届けられることを嬉しく思っています。
もちろん、従来のクリニックとは異なる取り組みを行うことについては、不安もあります。新しい試みが果たしてうまくいくのか、患者さんや既存の医療機関から受け入れてもらえるのか、反発や誤解が生まれないか心配です。しかし、こうした不安やリスクも、新しいチャレンジの一部だと考えています。私たちは、常に患者さんにとって最良の医療を提供し、安心していただけるよう努めてまいります。
新しいことに挑戦しながらも、変わらないのは患者さんへの思いです。どんなに新しい試みを行っても、患者さん一人ひとりの健康と幸せを第一に考え、信頼されるクリニックであり続けることをお約束します。皆さんのご理解とご支援を賜りながら、一緒に歩んでいけることを楽しみにしています。
「こんなこと病院で相談していいのかしら?」「でも病院以外ならどこで相談すればいいの?」
そう思われている方、
どうぞお気軽にご相談ください。