子宮内膜症の検査と診断:何を知っておくべきか?
2024/10/31
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子宮内膜症
子宮内膜症とは、卵管から骨盤内に逆流した子宮内膜組織が、骨盤内で出血や炎症を起こすことによって、痛みや不妊症の原因となる病気です。閉経を迎えるまでは徐々に進行する可能性のある慢性進行性疾患でもあります。重症化すると治療に難渋しますが、適切な管理のもとで適切な時期に介入すれば、怖い病気ではありません。閉経まで長期にわたって付き合っていく必要があるので、現在の病状だけでなく、未来を見据えながら医師と一緒に考え、治療計画を立てることが非常に重要です。
子宮内膜症は、月経と排卵を繰り返すことで進行しますが、進行させないための薬物療法が有効です。どの治療薬が適しているかは、個々の病状や年齢で異なります。また、病状が進行した場合や妊娠を希望した場合など、ライフステージに合わせて手術が必要になることもあります。手術は、カメラでお腹の中を観察しながら行う腹腔鏡手術が適しています。人によって病態は様々でニーズも異なります。何を目的にどのような手術をするか、その後の管理をどう行うか、ライフプランも考慮しながら長期的な目線で手術を計画することが重要です。
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当院院長は、子宮内膜症の患者様も含め、数多くの腹腔鏡手術の経験を持っており、希望される方には当院院長が提携医療機関にて出張手術を行うこともできます。お気軽にご相談ください。